会社設立

事業のことを考え始めてから2ヵ月後の1999年7月、ボーナスと結婚準備資金を元手に、資本金300万円で有限会社アイスタイルを設立しました。最初から起業しようと決めてからの出発ではなかったので、準備しているものも何もなく、本当にお金もモノも、机とPCさえない状態でのスタートでした。

私自身も考えていなかった起業ですから、私の周りは非常に驚くのと同時に、「準備が少ない」「お金は大丈夫か」「リスクが高い」という話をしてきます。ただ、話をしてくれる人は誰も起業をしたことがない人ばかりです。逆に「何が準備できればOKなのか?」と聞いても答えられる人もいません。じゃあなるべく早く自分自身が前を向いて100%集中できるようにすることが、一番リスクを少なくすることだ思って、最初の一歩を踏み出しました。

実際、「会社を始める」と宣言して最初の一歩を踏み始めると、前の会社の同期や後輩など、色んな人たちが「何をしているんだ?」と興味本位で話を聞いてくるようになります。訪ねてくる人には、「これ調べてきて」とか「ボールペン調達してきて」とか、色々と頼み事をするため、モノも情報も徐々に集まり出します。「オフィススペースを貸せる人がいるらしい」とか「誰々さんのところにはサーバーが余っているよ」といったことまで。

気づくと、夜の7時を過ぎるころから小さな部屋に20~30人の人が立ち代り入り、さながら文化祭の準備をするような雰囲気の中アイスタイルはスタートしました。

閉じる