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2026年6月期 第2四半期 決算発表

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こんにちは、株式会社アイスタイル IR・CSR室です。
2月12日(木)に当社の2026年6月期 第2四半期決算発表を行いまして、その翌日に開催した決算説明会の内容をこちらでお届けします。

決算関連資料はこちらからご覧いただけます。
2026年6月期第2四半期 決算説明資料
2026年6月期第2四半期 決算短信

2026年6月期 第2四半期は、第1四半期に続き、通期連結業績予想に対して順調な進捗となりました 。11月の大型イベント「Tokyo Beauty Week」の開催や12月の香港旗艦店「@cosme HONG KONG」のオープンといった新しい施策を含め、当四半期の概況をお伝えします。

決算概要

 ■第2四半期累計 / 決算サマリー & トピックス

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上期の連結売上高は、YoY+21.2%、連結営業利益もYoY+23.0%と順調に成長いたしました。「Tokyo Beauty Week」や香港旗艦店等の将来の成長に向けた積極的な投資をしっかりと吸収した上での増益であり、通期計画に対しても着実に進捗しています。

リテール事業を拡大することでユーザーとの接点を最大化させ、そこで蓄積されたデータをマーケティング支援事業で活用するという当社独自のビジネスモデルが、前期から引き続き良い循環に入っていると感じています。

トピックスとして、マーケットポジションの強化と拡大を挙げています。現在、化粧品・美容業界において、「ネットとリアルの融合」を実現できている企業は非常に限られています。その中で、当社が多くのブランドのマーケティング支援を行い、数字として結果を出せている理由は、マーケットにおけるポジションを確立しているからだと考えています。


 ■ユーザーアクションの総数(生活者の熱量)は過去最高値へ

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当社のサービスの根源的な価値である「ユーザーアクション総数」は、右肩上がりで推移しています。

「ユーザーアクション」とは、単なるサイトのPVではなく、ユーザーのブランドイベントへの参加、EC・店舗での購入、商品レビューの投稿、サンプル取り寄せや応募といった様々なアクションを示しており、@cosmeというプラットフォーム上での「生活者の熱量」が、高まっていることを示しています。


 ■プラットフォームの成長方針

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当社のプラットフォーム最大の特徴は、メディア、EC、実店舗が単に存在するのではなく、1つのデータベースで繋がっていることです。構造だけでなくサービスとして連携しているのが大きなポイントです。また、各事業で蓄積されたデータを他事業で活用することでシナジーを生み出し、当社でしか提供できない価値を実現しています。


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メディア・EC・店舗を横断し、マーケティングソリューションという形でブランドとユーザーを繋ぎ、その出口としてECや店舗があり、一気通貫で支援しています。メディア・EC・店舗での購買データを統合することで、ユーザー起点で行動データが分析でき、現在は「データコンサルティング」という形でより深い提案をブランド様にできる体制になりました。 データコンサルティングがあるからこそ、次年度のキャンペーンや年間コミュニケーションの提案といったクロスセルが効いており、ブランド様との関係性やサービスのシナジーが深まっています。

また、ECや店舗は単に物を売る場所ではなく、ブランドとユーザーが出会う最大の接点と捉えています。ネットとリアルの両方があるからこそ、提供できるサービスの幅と深さが広がり、結果としてマーケティング支援とリテールの両事業が共に力強く成長を続けております。


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今期からはグローバル事業の可能性を広げるため、2025年12月に「@cosme HONG KONG」をオープンいたしました。さらに、@cosmeという枠組みを超えた新たな取り組みである「Tokyo Beauty Week」を初開催したことも大きなポイントです。

当社はかつてグローバル展開に注力してまいりましたが、一時期は国内事業の足場を固めるべくリソースを集中させてまいりました。現在、国内での成果が着実に数字として現れ始めたこのタイミングを次なる成長フェーズと捉え、香港を皮切りに再びグローバル展開への一歩を踏み出しております。

また「Tokyo Beauty Week」の開催は、@cosmeというブランド名に依存せず、より広範なアプローチでユーザーとブランドの新たな出会いを創造し、美容業界全体の活性化を目指しています。

当社のプラットフォームが今後どのように進化し、広がっていくのか、ぜひご期待いただければと思います。


 ■第2四半期累計 / ハイライト

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2026年6月期 2Q累計のハイライトです。

マーケティング支援事業とリテール事業が業績を牽引しました。 「Tokyo Beauty Week」や香港旗艦店といった将来の成長を見据えた投資を行いましたが、それも吸収して増益を図ることができています。

マーケティング支援事業の成長が、全体の収益を押し上げる一番のポイントと考えています。ブランドとの取引拡大により増収が加速し、イベントコストも吸収して増益となりました。

 リテールに関しては、EC・店舗ともに顧客数を増やし、増収増益を継続しています。

グローバルは、香港旗艦店のオープン関連費用が計上されているため、赤字となっていますが、この費用を除くと営業利益は黒字化できています。

全社費用はYoY△59百万円とコストコントロールができている状況です。


 ■第2四半期 / 連結業績予想に対する進捗率

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連結業績予想に対する進捗率です。

1Q決算の際にお伝えした通り、今期の営業利益は上期3割・下期7割の下期偏重の利益計画ですが、進捗率約48%と非常に好調です。気を緩めず通期達成に向かって進んでいきます。


 ■連結売上高 / 年別推移

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連結売上高の年別推移です。引き続き順調に成長しています。


 ■セグメント別売上高 / 四半期別推移

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セグメント別の売上高です。

両事業のシナジーにより、マーケティング支援・リテール事業がともに成長し、連結のトップラインを牽引しています。


 ■マーケティング支援事業
化粧品ブランド向けの広告・ソリューション(BtoBサービス)を展開するセグメントです。

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売上高は順調に成長しており、営業利益率もイベント費用を除けば32.4%と、前年比+0.6ptで成長できています。リテールでの接点増加とデータ強化により、オンライン・オフライン双方のサービスが成長しているのが要因です。


 ■リテール事業
国内で展開する小売業(EC・店舗)が属するセグメントです。

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リテール事業も順調です。12月頃に地政学的な要因によりインバウンド客売上減少の影響を一部受けましたが、国内客増加や新店寄与もあり、YoYおよびQoQで成長しています。

ECでは、12月に「@cosme BEAUTY DAY」があり、流通総額※はYoY+17%での着地となりました。営業利益率は販売ボリューム増加と効率的なコスト削減により改善しています。
※ 店舗GMVを含む


 ■グローバル事業
海外で展開しているサービスが属するセグメントです。

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グローバルは香港旗艦店の寄与でトップラインは成長しましたが、営業利益率はオープン関連費用により△6.9%となりました。これを除けば+3.4%となり、順調に黒字化が見えてきたと考えています。


 ■その他事業
美容部員を派遣する人材派遣事業と、ユーザー向けのBtoC課金サービス、創業間もない企業も含め幅広い成長ステージの企業に投資する投資育成事業が属するセグメントです。

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BtoC課金サービスの1つである「BLOOMBOX」が前期の2024年12月で終了した影響を受けていますが、営業投資有価証券の売却がありYoYで増収しています。



 販売費及び一般管理費

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販売管理費の額はYoY+17.3%と増加していますが、販管費率は36.9%と改善しており、コストコントロールができています。


 限界利益

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限界利益率は、粗利率が相対的に低いリテール事業や香港旗艦店の拡大により低下していますが、限界利益額は着実に成長しています。今後は限界利益率が高いマーケティング支援事業の成長により、全体の限界利益率も上げていく方針です。


 セグメント別営業利益

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将来的な成長投資があったため、連結の営業利益率は悪化しておりますが、これらの費用を除くと連結営業利益率は5.1%で着地しています。


直近の運営サービスの状況

ここからは直近のトピックスを中心にご説明します。


 ■ユーザーアクション総数の月次推移 / @cosmeの会員数の推移

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ユーザーアクション総数、@cosme会員数は共に順調に成長しています。


 ■香港旗艦店「@cosme HONG KONG」を12月オープン

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香港旗艦店は、オープン当時は現地の情勢もあり、オープン記念のプロモーションやPR活動は自粛したため静かな開店となりましたが、初月から黒字化するなど良いスタートを切っています。


 ■業界内外との共創型の大型イベント「Tokyo Beauty Week」を11月実施

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11月に実施した「Tokyo Beauty Week」は、単なる化粧品イベントではなく、アパレルや食品など異業種とも連携し、新しい出会いを創出しました。また、原宿・表参道エリアの5つの商店会や複数のショッピングビルからの協力もいただき、エリア全体での盛り上がり創ることができました。

約1万人を超える来場があり、あえて入場をコントロールすることで深いブランド体験を提供できました。ユーザー・ブランド・会場パートナーともに高い満足度を実感していただけ、初回としては非常に良いイベントとなりました。今年も開催を計画しています。


「Tokyo Beauty Week」公式サイト:https://tokyobeautyweek.jp/

最後に

2026年6月期 第2四半期は、「Tokyo Beauty Week」の開催や香港旗艦店のオープンなど、将来のさらなる成長に向けた布石を打つ重要な期間となりました。

これらの取り組みを着実に成果へと繋げ、中長期的な視点でプラットフォームの価値向上と領域の拡大を推進してまいります。

引き続きご支援ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

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